フランドルのポリフォニー
チコーニア,イザーク,ジョスカン・デプレ,ギセリン,アグリコラ,コンペール ほか
後期バロックから古典派へ
マッテゾン,ボワモルティエ,カル
パトリック・デネッカー(リコーダー)
斉藤文誉(リコーダー)
本村睦幸(リコーダー)
2023年10月4日(水)
15:00開演(14:30開場)
19:00開演(18:30開場)
ティアラこうとう 小ホール
(都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線 「住吉」駅 A4出口より徒歩4分)
一般:前売¥4,500/当日¥5,000
学生:前売¥2,500/当日¥3,000
◆チケット取り扱い
PassMarket(クレジットカード・PayPay・コンビニ決済 10/3まで)
デ・ルストホフ ご予約フォーム(銀行振り込み 10/1まで受付)
オフィスサワイ Tel: 03-5944-5157(振り込み用紙同封で郵送)
東京古典楽器センター Tel: 03-3952-5515(直接販売)
ベルギーのリコーダー奏者パトリック・デネッカーの来日に合わせ、この機会に彼を交えた3本のリコーダーのコンサートを開催することにしました。パトリックは、ヨーロッパの数多いリコーダー奏者の中でも、特に古楽器としてのリコーダーの魅力を追求する一人です。リコーダーはルネサンスやバロック時代に広く用いられた楽器ですが、当時のリコーダーがどのようなものだったのかを突き詰めながら演奏スタイルを見出していく演奏家は必ずしも多くありません。パトリックはその方向の先陣を切って進んでいる人です。斉藤文誉もまた、リコーダー製作家として、バロック時代のリコーダーはどんな楽器だったか、先陣を切って追求しています。そして僕も、当時の仕様で作った様々なリコーダーの魅力を最大限に活かす演奏を探求する同志です。そんな3人が東京で一緒に演奏できるまたとないチャンスに、志を同じくする友人同士の再会を喜び合い、3人での演奏を楽しみ、その楽しみをお聴きくださる皆様と分かち合う、そんなコンサートにしようと思います。
プログラムは、フランドル人のパトリックとの共演ならではのフランドルのポリフォニーの数々に加え、後期バロックの3重奏、さらにギター作品が広く知られる古典派のカルの作品まで、多彩に組みました。ルネサンスリコーダーのコンソートセットは、ウィーンの芸術史博物館所蔵のHIER-Sの刻印のある楽器に基づいたものをこのコンサートに間に合うようにエストニアの製作家ターヴィ=マッツ・ウット氏に作っていただきました。後期バロックの以降の作品ではもちろん斉藤文誉製作のものを用います。どうぞお楽しみに。(本村睦幸)
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