小さな室内楽 第18回

デュパールの組曲
チラシ画像

原典指定のコンセール編成による

リコーダー:本村睦幸
ヴァイオリン:佐藤駿太
ヴィオラ・ダ・ガンバ:折口未桜
リュート:上田朝子

中野のSpace 415で、トークを含め、休憩なし60分のプログラムを1日3公演行う「小さな室内楽」。第18回は、デュパールの組曲をお聴きください。デュパールは、イギリスで活躍したフランス人音楽家で、特に1701年に出版された6つの組曲集は、バッハが筆写研究したことで知られます。バッハのイギリス組曲には、デュパールのモチーフも借用されています。チェンバロソロのための組曲として書かれた作品ですが、デュパール自身の編曲による旋律楽器と通奏低音のパート譜も出版されていて、そこには「ヴィオールとアーチリュートによる低音を伴うヴァイオリンとリコーダーのための」と楽器指定されています。現在、ほとんどの場合、単にリコーダーと通奏低音で演奏されていますが、通奏低音が2つの楽器のユニゾンであるのと同様、高音声部もヴァイオリンとリコーダーのユニゾンで演奏する可能性も十二分に考えられます。原典で指定されたその編成によって、ますます華やぎ溢れる合奏をお楽しみください。
また、演奏ピッチは当時のオリジナル楽器どおりのa'=約405を用い、そのピッチで復元されたヴォイスフルート(d'管)や4度フルート(bフラット管)を使用します。それとヴァイオリンが合わさったしっとりとした音色を新鮮に感じ取っていただければ幸いです。

プログラム

デュパール:
組曲 第3番 ロ短調
組曲 第4番 ホ短調
組曲 第5番 ヘ長調

2016年8月5日(金)
休憩なし60分のトークコンサート
同プログラム3回公演
昼 13:30開演 (13:00開場)
夕 16:00開演 (15:00開場)
夜 19:40開演 (18:30開場)
Space 415

http://space415.info/
(中野区新井2-48-12)

JR中央線/東京メトロ東西線
中野駅北口より徒歩13分
野方警察署近く、区立野方児童館の隣
「芦野」の表札がある入口を入ってすぐ右の建物の2階
→地図

要予約
¥3,000

■ご予約・お問い合わせ
デ・ルストホフ lusthof.concerts●gmail.com(●を@に変えてください)
あしの  090-6045-9311

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