■本村睦幸リコーダーシリーズ第13回

ヴァレンタインの日に
ヴァレンタインのソナタチラシ画像

本村睦幸(リコーダー)
角谷朋紀(ヴィオローネ)
中川岳(チェンバロ)

ロバート・ヴァレンタインという作曲家をご存知ですか?ロベルト・ヴァレンティーニというイタリア名で、18世紀の初め、ローマで活躍したイギリス人です。リコーダーやヴァイオリンの曲を何十曲もローマやアムステルダム、ロンドンで出版しています。フランスのヴェルサイユで「ローマ人」と自称していたジャック・オトテールもヴァレンタインの作品を出版しているなど、国際的に人気を博していました。また、ナポリの巨匠マンチーニとともに、駐ナポリ英国外交官ジョン・フリートウッドの庇護を受け、ナポリでのリコーダーブームにも一役買っていると思われます。そのように重要な作曲家の一人でありながら、多くの作品が平易な印象を与えるためか、コンサートで取り上げられることはほとんどありません。そこで、ヴァレンタインデーにちなみ、本村睦幸リコーダーシリーズ第13回では、ヴァレンタインの作品を中心にプログラムを組みました。同時期のローマで活躍した同姓のジュゼッペ・ヴァレンティーニの作品、これらの作品が流行するきっかけを作ったコレッリの作品、さらにその先達パスクィーニのチェンバロ作品も一緒にお聴きください。平易な曲想に溢れているからこそ、サロン音楽の楽しみにますます親しんでいただけることと思います。
通奏低音は、角谷朋紀さんにGヴィオローネというコントラバスサイズに近い6弦の楽器で参加していただき、チェンバロは活躍めざましい新鋭、中川岳さんにお願いしました。どんなアンサンブルになるか、どうぞお楽しみに。

ロバート・ヴァレンタイン(1674 - 1747)
 リコーダーソナタ 作品2の9 イ短調
 リコーダーソナタ 作品3の12 へ長調
 パルマ手稿譜のソナタ 第5番(作品13の3) ト短調
ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681 - 1753)
 パルマ手稿譜のシンフォニア 第10番 ハ長調
アルカンジェロ・コレッリ(1653 - 1713)
 ウォルシュ版リコーダーソナタ 第2番(作品5の10) ト長調
ベルナルド・パスクィーニ(1637 - 1710)
 フォリアによるパルティータ(チェンバロソロ)

2020年2月14日(金)
19:00開演
近江楽堂

(京王新線・初台駅直結 東京オペラシティ3階)

一般:前売¥4,000/当日¥4,500
学生:前売¥2,500/当日¥3,000

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◆チケット取り扱い
松木アートオフィス Tel: 03-5353-6937
東京古典楽器センター Tel: 03-3952-5515
東京オペラシティチケットセンター Tel: 03-5353-9999

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