■本村睦幸リコーダーシリーズ第12回

没後250年

ヴェラチーニのリコーダーソナタチラシ画像

本村睦幸(リコーダー)
with ジュゴンボーイズ
山本徹(バロックチェロ)
根本卓也(チェンバロ)

フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690 - 1768)
 12のリコーダーソナタ(1716)より
  第3番 ニ短調/第4番 変ロ長調/第9番 ト短調 ほか
 リコーダーソナタ イ短調(ヴァイオリンソナタの18世紀編曲稿)
サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710 -1780)
 12のチェロソナタ 作品1の10 嬰へ短調(1736)より

2018年12月12日(水)
19:00開演
近江楽堂

(京王新線・初台駅直結 東京オペラシティ3階)

一般:前売¥4,000/当日¥4,500
学生:前売¥2,500/当日¥3,000

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◆チケット取り扱い
松木アートオフィス Tel: 03-5353-6937
東京古典楽器センター Tel: 03-3952-5515
東京オペラシティチケットセンター Tel: 03-5353-9999

本村睦幸リコーダーシリーズ第12回は、今年が没後250年にあたるヴェラチーニの作品を中心とするプログラムです。
ヴェラチーニは、コレッリに続く世代のヴァイオリニストのうちで最も高い評判を得ていた一人で、オペラや教会音楽などでも活躍していましたが、ドレスデンの宮廷でザクセン選帝侯フリードリッヒ・アウグストに、ヴァイオリン教師として、他の嫉妬を買うほどに重用されていたことがよく知られています。そして、ドレスデンでヴァイオリンソナタ作品1を出版する5年前にヴェネチアで書いてフリードリッヒ・アウグストに献呈したのが、ヴァイオリンまたはリコーダーのための12のソナタ集です。ヴァイオリンらしい表情豊かな旋律に溢れていますが、リコーダーにも無理のない音域で書かれていて、リコーダーにとっても最も魅力的な作品の一つです。のちのヴァイオリンソナタにも転用される楽章も含んでいるなど、ヴェラチーニの作品の原点になるものと感じられます。そこから主に選曲しつつ、ブリュッセルの手稿譜に残る作品1のヴァイオリンソナタに基づくリコーダー編曲版も取り上げます。
共演をお願いしたのは、前回に続き、山本徹さん、根本卓也さんのユニット「ジュゴンボーイズ」です。山本さんには、ヴェラチーニと共演したという話も伝わるランゼッティのチェロソナタを弾いていただきます。また、ヴェラチーニ周辺の通奏低音法に精通している根本さんに弾いていただけるのも大変楽しみなことです。ご来聴をお待ちしています。

チラシ画像をクリックするとPDFファイル(2ページ)が開きます。
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