■本村睦幸リコーダーシリーズ第18回

生誕350年
オトテールの小品組曲チラシ画像

本村睦幸(リコーダー)
森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
桒形亜樹子(チェンバロ)

2024年9月20日(金)
昼夜2回公演
昼 15:00開演 (14:30開場)
夜 19:00開演 (18:30開場)
ティアラこうとう 小ホール

(都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線 「住吉」駅 A4出口より徒歩4分)

一般:前売¥4,000/当日¥4,500
学生:前売¥2,500/当日¥3,000

◆チケット取り扱い
teket https://teket.jp/10729/36775(クレジットカード・コンビニ支払い/当日まで受け付け)
デ・ルストホフ ご予約フォーム(銀行振り込み/9月18日まで受付)
オフィスサワイ Tel: 03-5944-5157(振り込み用紙同封で郵送)
東京古典楽器センター Tel: 03-3952-5515(直接販売)

17世紀末に木管楽器の管を円錐状にするという大変革が起こり、18世紀になると木管楽器のための室内楽作品が立て続けに出版され始めます。楽器の変革に中心的役割を果たしたオトテール一族出身のジャック・オトテールは、新しい木管楽器のレパートリーを創り出し、その後の大流行を導きました。ヴェルサイユの宮廷にあってル・ロマン(イタリア人)を名乗り、フランス趣味とイタリア趣味の融合をも担う、バロック室内楽の最も重要な作曲家の一人です。その生誕350年にあたる本年、コンサートとCDリリースの両方で祝いたいと思います。コンサートは、CDとは異なる方々に共演をお願いし、プログラムの選曲も組み直して、それぞれ違った趣でお楽しみいただきます。
オトテールの作品は、第一に横吹きフルートのためとされてはいますが、その前書きには、移調すればリコーダーや他の楽器にも適する旨が記してあり、リコーダーにとっても宝物のように大切な曲ばかりです。ここでは、オトテールの指示通り、主にアルトリコーダーを用いて移調して演奏することにし、一部は移調せずテナーリコーダーで演奏します。CDでは、斉藤文誉氏製作による18世紀フランスの楽器を用いてa’=396(現代ピッチより全音近く低い)で演奏しているのですが、このコンサートでは平尾清治氏が1700年頃のフランスの楽器をコピーした楽器を主に使い、そのオリジナルと同じa’=415(現代ピッチより半音低い)で演奏します。楽器の音色の色々もお楽しみください。

ジャック・オトテール “ル・ロマン”
 組曲 作品2の2 変ロ長調 (原調:ト長調)
 組曲 作品2の4 ト短調 (原調:ホ短調)
 組曲 作品5の1 ト短調
 組曲 作品5の3 ヘ長調 (原調:ニ長調)
オトテール編〈エアとブリュネット集〉より
 味わおう甘い休息を(ランベール)
 ある日僕のクロリスが(作者不詳)
 ほか

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