本村睦幸リコーダーシリーズ第11回

フランスバロックのリコーダーソナタチラシ画像

本村睦幸(リコーダー)
with ジュゴンボーイズ
山本徹(5弦バロックチェロ)
根本卓也(チェンバロ)

アンヌ・ダニカン-フィリドール:リコーダーソナタ ニ短調
オトテール”ル・ロマン”:組曲ソナタ 作品5の4
ニコラ・シェドヴィル:〈忠実な羊飼い〉よりソナタ第4番
マラン・マレ:マレ風ソナタ
ほか

2017年6月11日(日)
14:00開演
近江楽堂

(京王新線・初台駅直結 東京オペラシティ3階)

一般:前売¥3,500/当日¥4,000
学生:前売¥2,500/当日¥3,000

■ご予約・お問い合わせ
デ・ルストホフ
Eメール: lusthof.concerts●gmail.com
(●を@に変えてください)
松木アートオフィス
Tel: 03-5353-6937

◆チケット取り扱い
東京古典楽器センター Tel: 03-3952-5515
東京オペラシティチケットセンター Tel: 03-5353-9999

本村睦幸リコーダーシリーズ第11回は、フランスバロックのソナタを集めたプログラムです。
“ソナタ”は、1600年頃のイタリアで、バロック音楽の始まりとともに、器楽曲のタイトルとして使われ始めた言葉ですが、フランスの器楽曲は組曲小品集が中心で、楽章構成を備えた“ソナタ”が書かれ始めるのは、1700年になろうとする頃から徐々にという様子です。最新のトレンドを取り入れたという趣きだったに違いありません。一方その頃から、フランスでは他の地域に先駆けて横吹きフルートが流行し始め、またミュゼット(小型バグパイプ)の人気も高まり、リコーダーは、横吹きフルートやミュゼットの曲集の扉に演奏可能な楽器として書きそえられる形で登城するようになります。そんな中で、アンヌ・ダニカン-フィリドールの曲集の中に収められた“ソナタ”にのみ、「リコーダーのため」と明記されています。今回は、そのフィリドールのソナタや、オトテールの組曲集の中で“ソナタ”と題された組曲、ミュゼットの名手ニコラ・シェドヴィルがヴィヴァルディの名前で出版したソナタ集〈忠実な羊飼い〉からの1曲、そして、ヴァイオリンの曲ではありますが、フランスバロックの“ソナタ”の金字塔の一つ、マレの「マレ風ソナタ」を選びました。
共演をお願いした山本徹さん、根本卓也さんのユニット「ジュゴンボーイズ」は、現在5弦バロックチェロでフランスバロックレパートリーを開拓中で、クープランのコンセール全曲のプロジェクトが進行中、また北とぴあ音楽祭にも出演予定の注目の2人です。ソロに横吹きフルートやミュゼットではなくリコーダーを用いるなら、通奏低音にもヴィオラ・ダ・ガンバでなく5弦バロックチェロを用いれば、新しい角度から曲想が浮かび上がるかもしれません。また、もちろん、ジュゴンボーイズのレパートリーも演奏していただきます。ぜひ、ご来聴ください。

チラシ画像をクリックするとPDFファイル(2ページ)が開きます。
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